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 歯の健康増進や歯科保健活動を進める時、フッ化物の応用はその費用対効果や適用の容易性簡便性において優れていることは比較的広く知られています。

  WHOでは1969年以来、数回にわたって歯科保健活動におけるフッ化物応用の普及を勧告していますし、日本歯科医学会のフッ化物検討部会は国民の口腔保健向上のため、フッ化物応用を推奨する答申を出しています。
また、国の第三次健康づくり対策として定められた「健康日本21」においても幼児に対するフッ化物歯面塗布の普及や、フッ化物配合ハミガキ剤の使用率増加を目標のひとつに挙げています。

 神奈川県においても8020運動の推進とともに歯科保健対策の充実を図るために、むし歯にかかる危険性の高い幼児期を対象としたフッ化物洗口などのフッ化物応用の普及、啓発活動を行います。

 永久歯萌出開始期である5歳前後の幼児を対象に、フッ化物洗口法の普及、定着の方策を検討し、そのスムースな導入の準備をします。
そのために市町村・保健所・薬剤師会・歯科医師会などの各機関の連携を強化し、また住民の主体的な健康づくりの姿勢を支援するとともに、かかりつけ歯科医や、かかりつけ薬局などとの関係強化をも目指します。

事業の流れと概要(平成12年度内より開始)

(1)幼児う蝕予防普及啓発委員会を設けて、事業の計画概要を策定
(2)計画に沿って事業の実務を神奈川県歯科医師会に依託
  1. フッ化物応用実態調査
    • 歯科診療機関でのフッ化物応用状況などの調査の実施
    • 薬局のフッ化物洗口剤(商品名:ミラノール、オラブリス)の取り扱い状況などの調査実施
  2. フッ化物応用普及啓発事業(アイテムの準備、製作)
    • 県民向けリーフレット(歯科医師によるフッ化物使用の指導記録ならびに、薬局でのフッ化物購入実績を記載するための手帳兼用)
    • 神奈川歯科大学口腔衛生学教室の荒川浩久教授のご協力を得てフッ化物Q&A集のCD-ROMを作製
フッ素洗口手帳 リーフレット

(3)フッ化物洗口モデル事業を開始
  1. 神奈川県、神奈川県薬剤師会、神奈川県歯科医師会などを中心として「フッ化物洗口モデル事業検討委員会」を設置して事業を実行
  2. モデル事業実施地区を選定
    • 横浜市、川崎市、横須賀市、相模原市、大和市、平塚市の6地区を選定
    • 各地区での事業実施にあたって、担当者を選任
  3. モデル地区内にて適当数のモデル園(幼稚園、保育園)を選定
  4. 歯科医師、歯科衛生士などを対象として、フッ化物の基本的な知識フッ化物洗口法の指導手順、フッ化物洗口剤の流通経路などの研修会を実施
  5. 薬剤師を対象とした、上記4と同様の研修会とアンケートの実施
  6. 協力歯科医療機関・協力薬局の名簿作成
    • フッ化物洗口をはじめとするフッ化物応用の説明・指導をする歯科医療機関を明らかにする
    • フッ化物洗口に使用する薬剤が安定的、簡便に入手できる環境を整え、明らかにする
  7. モデル園での説明会を実施
    • 保護者への説明ならびに申込書の回収
    • 園児の口腔内検診と体験洗口を行い、調整済のフッ化物洗口薬剤の配布
    • 説明会出席者に対してフッ化物洗口の普及啓発の基礎資料とするための(第1回目)アンケートを実施
  8. 対象者の園児はフッ化物洗口を約1ヶ月間、家庭内にて実施
    • 配布した調整済洗口剤がなくなるまでの約1ヶ月を実施期間とする
  9. 調整済洗口剤を使用し終わって、約1ヶ月後、フッ化物洗口の継続状況や意識調査を目的とした(第2回目)アンケートを実施

 アンケート集計など、モデル事業の結果をもとに、フッ化物洗口法を普及促進するための要件を見つけ、逆に普及を阻害する原因を知ります。

 将来的には対象を幼児から成人全年齢層に広げると共に、神奈川県下全域でのフッ化物洗口法の普及促進を図ります。

 フッ化物洗口法を端緒に、歯科保健における、その他フッ化物の有効性と応用方法も広めていくことを目指しています。
神奈川県衛生部・地域保健課 / 神奈川県歯科医師会



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